自然科學研究機構 生命創成探究センター
岡山大學

 ミクログリアは中樞神経にあるグリア細胞の一つで、中樞の免疫擔當細胞として知られています。ミクログリアが溫度依存的に活動することは知られていましたが、そのメカニズムは分かっていません。今回、自然科學研究機構 生理學研究所/生命創成探究センターの富永真琴教授は、西本れい岡山大學病院集中治療部醫員(現岡山大學醫學部客員研究員)、鍋倉淳一生理學研究所所長、Derouiche Sandra元特任助教、江藤 圭助教(現北里大學醫學部講師)らとの共同研究で、脳のミクログリアがTRPV4と呼ばれるイオンチャネルによって溫度を感じて動くことをマウスにおいて明らかにしました。脳內の溫度を制御したりTRPV4の活性化剤を使用したりすることでミクログリアの運動をコントロールして脳のダメージからの回復を早めることができると推定されます。本研究結果は、Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)のオンライン版が2021年4月19日の週に掲載されます。(日本時間2021年4月20日午前4時解禁)


■論文情報論 文 名:Thermosensitive TRPV4 channels mediate temperature-dependent microglia movement.掲 載 紙:Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)著  者:Rei Nishimoto, Sandra Derouiche, Kei Eto, Aykut Deveci, Makiko Kashio, Yoshitaka Kimori, Yoshikazu Matsuoka, Hiroshi Morimatsu, Junichi Nabekura, Makoto Tominaga

○図1に関して、こちらから動畫をご覧いただけます。

<詳しい研究內容について>
脳の免疫細胞ミクログリアが溫度を感じて動くメカニズムを解明

お問い合わせ先
<研究について>
自然科學研究機構 生理學研究所 細胞生理研究部門
教授 富永真琴 (とみなが まこと)

<広報に関すること>
自然科學研究機構 生理學研究所 研究力強化戦略室
email: pub-adm@nips.ac.jp

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